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今年の干支「かのえ-ね」
令和2年は「ねずみ年」。十二支の一番。始まりの年です。十二支は「子(ね)の刻」のように時刻にも用いられていましたが、少しわかりづらいので最も近い動物を充てたと言われています。子は生命の宿りと誕生。充てられたねずみと言えば、とても多くの子供を産みます。産むだけでなく早く産むので、十二支の中では最も子孫が繁栄する年と言えます。
十二支ともうひとつ、陰陽五行という考え方の十干。この十干との組み合わせで干支となります。甲乙丙丁の数え方にもなっていますが、今年はこの7番目「庚(かのえ)」に当たります。
庚(かのえ)は枯れとその後の変化を表しています。これまでのやり方や考え方がいよいよ通用しなくなり、変化を余儀なくされることを意味します。
子孫繁栄のねずみと変化の庚。この二つはとても相性が良くお互いを強める働きがあります。性質的には、庚が表す金(カネ、金属)が、子が表す水を生むとされます。
ねずみのような繁栄は「変化できるか」に掛かります。大神様の御加護を頂きながら新しいことに挑戦しましょう。