ご案内

霊魂を導くお大師様と因縁について

20250721_122821_305 (1).jpg

毎月21日には当山大師堂にて「弘法大師御縁日祭・因縁祭」を取り行っています。


ここで行われる「供養」。
ご先祖様や故人が没後進むべき道を進んでいけるようお大師様、御本尊の仏様にお願いをしますが、当山はこれだけではありません。

魂は繰り返し生まれ変わりますから、今世の自分は前世や先祖がかつて行った善い行いの報いも、逆に人を貶めたり殺めたなどの悪い行いの報いも受けています。これを因縁と言います。

人生は、衣食住だけでなく心も身体も満たされる幸せを願っていますが、治らない病気や解決できない問題に直面する裏には、そういった原因があることが少なくありません。

当山においてもそれらの解決に力を注いでいますが、最終的には本人による誠意ある心が求められます。

目には見えませんが、やられた側は何十年何百年と恨み苦しみ続けています。やってしまった側の魂もその想いによって苦しんだまま直接謝罪することも救済することもできません。

このため私たちは再び生を受け神仏にお願いをする、功徳を積むことによってそういった霊魂を救っていく。そういった循環ができているのです。
自身や家族の幸せを築き、今世の役割を果たすこと。功徳を積むということは誠意ある心を示していくことに他なりません。

神仏に足を運び祈る、そういった霊魂に心を向け言葉を掛ける。共に読経するなど心を示す行動は、過去への償いだけでなく今関わり合っている方々や物事との関わり合いにも言え、再び過ちを犯さない戒めでもあるのです。


当山の信仰
https://oomotojinja.jp/free/faith

1