ご案内
今年の干支「つちのと-い」
昨年の「つちのえいぬ」は、60年の干支の中で最も変革の年として、幾多の常識が覆ることとなりました。
金融関連では、電子マネーや○○payなどの決済スタイルが急激に普及し、仮想通貨では数百億円もの損失が起こるなど通貨の変革とともに新たな課題が浮上することとなりました。
社会的には、膠着状態が続いていた東京の築地市場が83年もの歴史に幕を下ろし、暮れには19年トップを担った日産カルロスゴーン氏の解職という出来事も。
世界的には、北朝鮮と韓国、北朝鮮と米国、いがみ合ってきた国同士の初の首脳会談やトランプ米大統領による米中貿易戦争など、かつてない動きは世界を巻き込み予断を許しません。
そんな一年、皆様方にも何か大きなことがお有りだったのではないかと思います。
年が明け、いのしし年、干支はつちのと-亥(い)年となりました。
つちのと=己と書きますが、これは物事が整った状態を差します。ここに組合わさる亥(猪)は、とても足が速いのに十二支では最後。
今年は、整った物事を新しい形に作り替える準備の年と言われますが、やみくもに走っては行き過ぎたり違うところに行ってしまい、結果は十二支の通り最後となりかねません。但し目標を定めて進めば、速い足で結果に辿り着くことが出来そうです。
また、亥年は歴史的に災害が多いため、備えが必要です。
一日一日、目標を持って新しい形作りを進めていく。そのような年回りです。
【終了】9月27日・28日 秋季大祭斎行
9月27日、28日に秋季大祭を無事斎行致しました。遠路からも多数ご参拝頂き厚く御礼申し上げます。
今年は地震や災害が非常に多く、この尾道も7月の豪雨災害では断水となりました。ひとたび災害が起これば途端に生活は成り立たなくなります。
1月 草津白根山の噴火、北陸などの豪雪
4月 島根震度5強
6月 大阪北部地震 震度6弱
7月 西日本を中心とする豪雨災害、逆走台風
8月 台風20号・21号(関空浸水)
9月 北海道胆振東部地震、台風24号
平穏な暮らしに改めて有り難さを感じるところですが、いつまた災害に遭うかは分かりません。
神仏は、大難を中難に、中難を小難に導いてくださいます。そのためには、困った時の神頼みではなく、日頃からの神仏との繋がりが大切です。
大神様が御降臨され多くの神仏が居られるこの大神山に、どうぞこれからも足をお運び頂き、掃き掃除などの奉仕や読経など何でも結構です。感謝の心を示す行動を神仏は見届け、功徳となり、貴方やご家族、ご先祖様や因縁霊の導きに繋がります。
こうした災害では多くの方が巻き込まれ突然命を落としており、誰もが他人事ではありません。生かされていることを噛み締めながら、一人ひとり生き抜いて頂きたいと思います。
平成30年7月豪雨 犠牲者を追悼供養
西日本を中心に甚大な被害を及ぼした「平成30年7月豪雨」の犠牲者(7月14日現在209名)を追悼し、弘法大師の御縁日のあたる本日、当山因縁祭と合わせて供養しました。画像は諸精霊を香で浄める斎主(大師堂)
豪雨災害のお見舞いと当山周辺の交通について
【当山周辺の状況につきまして】
周辺の交通に影響が出ています。ご来山の際は事前に気象情報・交通情報をご確認ください。尚、断水等の影響により、7月18日御山御一統祭を中止致します。ご了承ください。
※山陽本線 7/18 三原~尾道~福山 復旧
※山陽自動車道 7/14 全面復旧
※断水 7/17 向島復旧
【終了】お盆供養について
お盆とは、仏教が生まれたインドでは「ウラバンナ」、日本では盂蘭盆会(うらぼんえ)と言い、その意味は「逆さ吊り」を指します。
亡くなった人全てが「逆さ吊り」ではありませんが、そう表現されるほど、死後は、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の6つの道に進むとされており、辛く厳しい世界の方が多いのです。故人が楽になっていく為に、1周期、3回忌、7回忌…される方は100回忌まで法事を行い仏様にお願いをする訳ですが、苦しんでいる場合、法事の供養まで「待てない」「足りない」ことは、想像に難くありません。
供養というとご先祖様に果物などをお供え…と思いがちですが、例えば餓鬼道の霊にお供えをしても、口にしようとすると炎に変わり食べることができないと言われます。
お釈迦様の弟子「目蓮」と餓鬼道の母
供養の中身は功徳。お供えも読経も、菩提寺や仏壇、崇敬する寺院のご本尊などの仏様に捧げるとともに人様にも善行を施すことが必要で、これらの功徳を仏様が受け取って初めてご先祖様は導かれ楽になって行きます。そしてご先祖様の状態は子孫にも影響を及ぼすことから、家の繁栄の面からも家族・親族揃って行われてきました。
供養に決められた時期はありませんが、お盆は、図に描かれているように、かつてお釈迦様の弟子の目蓮が死後苦しんでいる母の状態を知り、僧たちに供養として飲食物を施したこと、それが7月15日だったことに習い、当時のこの日に近い8月15日を中日として行われています。
また、春秋の彼岸供養は、「あの世は西・この世は東」との云われから、陽が昇る東から沈む西までの距離が最も短い「春分・秋分」に、供養があの世に届きやすい日として行うものです。
【お盆供養日程(大師堂)】
8/12(日) 16:00 迎え火・入り供養
8/13(月) 9:00 お盆供養
8/14(火) 9:00 お盆供養
8/15(水) 9:00 お盆供養
8/16(木) 9:00 結願供養・送り火
【お盆供養のお申し込み】
上記期間中、当山大師堂の祭壇にお申し込みの塔婆を立て、供物・読経により供養。灯籠は供養の際に各霊を灯します。
・お盆供養料 3,000円
・塔婆(とうば) 150円(1枚以上)
・灯籠(とうろう) 500円(ご希望により)
[お申込み例]
◯◯家先祖供養・因縁供養・前世の因縁供養の場合
お盆供養料3,000円+塔婆150円×3 となります
・お申し込みには宗教宗派を問いません。
・先祖供養は「◯◯家先祖代々六親九族有縁無縁の精霊供養」
・因縁供養は「◯◯家の先祖に因む一切の因縁霊供養」
・前世の因縁供養は「◯◯◯◯に因む一切の因縁霊供養」
・俗名での供養も可能です
・この他の霊供養も受け付けております
・供養期間中の参拝者の昼食供養も受け付けております
・ご相談、お申し込みは社務所までご連絡ください
※六親九族とは功徳が及ぶ、高祖、曽祖(そうそ)、祖父、父、自分、子、孫、曽孫、玄孫の9代を指します
※ここでの因縁とは前世・先祖などの所業により苦しむ霊魂(因縁の未解決は今世の身に影響を及ぼす為供養が必要です)
上記お盆供養の他、日々供養する「日々塔婆供養」、毎月21日の因縁祭での供養も受け付けております。