ご案内
開山60周年記念 春季大祭斎行
5月2~3日、開山60周年記念大祭を斎行いたしました。
60年前、昭和39年5月3日。古来から岩屋巨石など伝説の地とされてきた当山・岩屋山の山頂に轟音とともに巨大な火柱が立ち宙に現れた五色の光体が山上の大きな岩に吸い込まれ、「大元大御神(おおもとおおみかみ)今ここに降臨。ここに宮を建てよ。」と神の声があるという奇現象が起こりました。
それから当山には救いを求める人々が続々と参拝されるようになり、地権者の方々、信徒の方々の多大なご奉仕とご協力により大神山大元神社が設立され社殿が造営されました。神の山として開かれたことから御降臨の日を開山の日と呼んでおります。
現代にこれほどの大神様の御降臨を仰いだことは前代未聞のこと。そして当山ほど御降臨されたご神体の間近で参拝できる神社はありません。
これまでの60年、多くの人々が救われてきました。これからも一人でも多くの方が大元大御神様をはじめ当山の諸神諸仏様のご加護とお導きにより、ご自身ご家族の幸せに繋げていただくことを祈念する次第です。
神社寺院には「祈祷してもらう」「供養してもらう」ことが多いところですが、大元神社はより早く救われるための信仰の形として、神仏に手を合わせ自らも唱える在り方、境内の清掃など可能な限りの奉仕によって功徳を積む在り方も提唱しております。
大祭や月次祭などの祭礼は、日々の御加護に感謝し更なる導きをいただくものです。
この度の記念大祭でも行事の準備に多数の方がお仕えくださいました。力を合わせてお祀りする心と行いを神仏は見ておられます。
見返りありきではなく、清く一生懸命に努めることが結果御蔭となります。御蔭はすぐに感じるもの、時間が経ってから感じるもの、霊界に行ってから感じるものとあるでしょう。
そしてこれは人間関係にも通じる大切なこと。信仰は人としてあるべき心を作ることでもあります。
記念大祭の斎行にあたり、お仕えのご信徒の皆様方、ご関係ならびにご参拝の全ての皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
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春の彼岸供養(3月17日~23日)
春のお彼岸を迎え、3月17日~23日までの1週間、当山大師堂では連日ご先祖様の霊魂などを供養しています。
今日の中日には、最も多くの読経にて9時から12時まで3時間に渡り供養が行われました。
春分の日、秋分の日を中日とする各一週間のお彼岸は、陽が真東から昇り真西に沈み昼と夜の時間が等しくなることから、仏教では西の彼方にあるとされる極楽浄土と東のこの世の距離が最も近づくと考えられ、ご先祖様などの霊は人の世界からの供養を心待ちにしていると考えられています。
亡くなった霊魂にとって霊界を進んでいくために必要な供養でなる1周忌や3回忌などの年忌法要だけでは足りない。それが多くの霊の本音であり、そこには私たち子孫の人生や繁栄を左右するとても大切な役割が存在します。
全ての霊を極楽浄土へ、皆様方のご先祖様や関わりのある霊魂を、当山からも供養しています。
供養についてはこちらから